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東林院(京都)


東林院 山門


 東林院(とうりんいん)は
京都市右京区にある
臨済宗妙心寺派の寺院である。

 妙心寺塔頭の一つで
沙羅双樹の寺として知られる。
  参考→妙心寺  

 1531年(享禄4年)
細川氏綱が父・高国の
菩提を弔うために建てた
三友院が起源と云われる。

 当初は上京区清蔵口の
細川家邸宅付近にあった。

 1556年(弘治2年)
武将・山名豊国が妙心寺
山内に移し、現在の「東林院」
に改名したという。

 山名豊国は母が細川高国
の娘である。以来、細川氏
菩提寺から山名氏菩提寺に転ずる。

 豊国の孫・竺翁が住職
になり豊国の菩提を弔っている。

 山門に「沙羅双樹の寺」
の門札がかかる。本堂前庭に
樹齢約350年、高さ15mほど
の十数本の双樹の木が立つ。

 双樹は夏椿の別称、6月
中旬~7月上旬、白い花が咲く。
時期には「沙羅の花を
愛でる会」が行われる。


東林院 境内


所在地 京都市右京区花園妙心寺町59
山号 正法山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
創建年 1531年(享禄4年)
開基 細川氏綱
別称 沙羅双樹の寺
備考 妙心寺塔頭



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