源光寺(京都)
源光寺(げんこうじ)は
京都市右京区にある
臨済宗天竜寺派の寺院である。
このあたりは鳥羽天皇
皇女・八條女院の山荘
常盤殿があった地と云われる。
811年(弘仁2年)
嵯峨天皇の勅命により
嵯峨天皇の皇子・源常が
創建したとも伝える。
山門に「唯一全国地蔵本尊
根本霊場常盤山源光寺」の
看板が掲げられている。
宗教宗派に関係のない
庶民の信仰の根源地として
毎年、春夏秋冬の4回
霊場大祭が実施される。
地蔵堂の地蔵菩薩は
常盤谷地蔵とも云われる。
上善寺の姉子地蔵に
対し乙子(おとご)地蔵
とも呼ばれる。
参考→上善寺
源義経の母 常盤御前
の墓・石塔がある。また、
御前の生地、御前が営んだ庵
の跡地ともいう。
通称「常磐地蔵」と云われ
京都六地蔵巡り第4番札所。
六地蔵巡りの一つとなっている。
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地蔵堂 |
所在地 |
京都市右京区常盤馬塚町1 |
山号 |
常盤山 |
宗派 |
臨済宗 |
本尊 |
地蔵菩薩 |
開基 |
源常 |
通称 |
常盤地蔵 |
備考 |
京都六地蔵4番 |
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