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仏陀寺(京都)


仏陀寺 山門


 仏陀寺(ぶったじ)は
京都市上京区にある
浄土宗西山派の寺院である。

 寺町通に並ぶ寺院の
一つで本満寺の北にある。
  参考→本満寺
 
 平安時代、946年
(天慶9年)朱雀天皇は
皇位を村上天皇へ譲位。

 952年(天暦6年)
朱雀天皇は父・後醍醐天皇
の菩提を弔うのため、
落飾し「仏陀寿」と号す。

 朱雀天皇崩御のち、
村上天皇が仙洞朱雀院を
寺に改め「仏陀寺」とする。

 そのため、朱雀・村上
両天皇を開基としている。

 本堂には本尊・阿弥陀
如来座像を安置する。
像高84.7㎝の定朝様の寄木造。

 珍しい上品中生の説法印を
結び重要文化財である。

 山門左脇の地蔵堂に
王城地祭(おうじょうちさい)
地蔵尊が安置されている。

 腹帯があり安産守護の
信仰があり洛陽四十八願所
地蔵尊21番札所である。


仏陀寺 地蔵堂


所在地 京都市上京区寺町通今出川上ル
鶴山町12
宗派 浄土宗西山派
本尊 阿弥陀如来
創建年 952年(天暦6年)
開基 朱雀天皇・村上天皇
備考 洛陽四十八願所地蔵尊第21番



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