日野誕生院(京都)
日野誕生院
(ひのたんじょういん)は
浄土真宗本願寺派の寺院。
この地は「日野の里」と
云われる日野家の伝領地で
日野家の氏寺の法界寺に
隣接している。
参考→法界寺
親鸞の誕生の地として
「親鸞聖人ご誕生地」
の碑が建っている。
宗教法人本願寺が
所有する飛地境内にあり
誕生院とも呼ばれる。
1828年(文政11年)
本願寺20世広如宗主が
親鸞誕生の地に一宇を
建てたのが始まりという。
1931年(昭和6年)
本堂が完成、落慶の法要が
営まれ日野誕生院と称する。
本堂は平安初期の建築様式、
内陣中央の厨子に本尊の
阿弥陀如来を安置する。
本堂前庭は三方に回廊を
巡らし中央に金灯籠を配する。
聖人誕生の遺跡として
へその緒を埋めた「えな塚」、
産湯に使われたと伝える
「産湯の井戸」などがある。
所在地 |
京都市伏見区日野西大道町19 |
宗派 |
浄土真宗本願寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
別称 |
誕生院 |
備考 |
親鸞の誕生の地 |
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