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金戒光明寺(京都)


金戒光明寺 御影堂


 金戒光明寺
(こんかいこうみょうじ)は
京都市左京区にある浄土宗の寺院。

 黒谷町にあり通称
「黒谷さん」で親しまれる。

 1175年(承安5年)
法然が比叡山を下り草庵を
結んだのが始まりといわれる。

 法然が最初に開創した
浄土宗の寺院で知られ
知恩院とならぶ格式ある
浄土宗の大本山の1つである。
  参考→知恩院

 御影堂は大殿(だいでん)
ともいわれ正面7間6間で
堂々とした建物である。

 堂内に法然上人、75歳の
御影坐像が安置されている。
また、千手観音立像も祀り
洛陽三十三観音第6番である。

 阿弥陀堂は寺内で
最も古い建物といわれる。
恵心僧都最終の作という
阿弥陀如来像を安置する。

 如来の腹中に彫刻道具が
納められていることから
「ノミ納め如来」とも呼ばれる。

 小高い丘の上の三重塔は
1633年(寛永10年)建立、
国の重要文化財である。


金戒光明寺 三重塔


所在地 京都市左京区黒谷町121
山号 紫雲山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1175年(承安5年)
開基 法然
別称 黒谷さん
備考 洛陽三十三所観音霊場第6番



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