積善院(京都)
|
山門 |
積善院(せきぜんいん)は
京都市左京区にある
本山修験宗派の寺院。
聖護院の境内の東隣にある
聖護院の塔頭寺院である。
参考→聖護院
創建は定かでないが
鎌倉時代とも云われ
江戸時代建立の凖提堂と
明治の初め合併したとされる。
現在の本尊・準提観音像と
積善院の旧本尊・不動明王像
が合祀されている。
境内の「崇徳院地蔵」は
保元の乱で讃岐に流され
墳死した崇徳天皇の霊を
なぐさめ祀ったものという。
この地蔵は人喰い地蔵
とも呼ばれる。崇徳院
(すとくいん)が「人喰い」に
訛ったとも云われる。
かって、一帯は
鬱蒼と茂る森で崇徳天皇の
怨念伝承もあり恐ろしい
呼び名になったとも思われる。
毎年、2月23日
五大力尊法要が行われる。
山伏が法螺貝を鳴らし
秘仏・五大力菩薩が
1日だけ開帳され
祈祷を願う参詣者で賑わう。
|
本堂 |
所在地 |
京都市左京区聖護院中町14 |
宗派 |
本山修験宗 |
本尊 |
準提観音像 |
通称名 |
凖提堂、五大力さん |
備考 |
聖護院塔頭 |
|