聖護院(京都)
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山門 |
聖護院(しょうごいん)は
京都市左京区にある
本山修験宗の総本山である。
熊野神社の北方、寺名に
由来する聖護院中町にある。
その寺名は「聖体護持」の意。
1090年(寛治4年)
三井寺の増誉により
開創されたと云われる。
増誉は白河上皇の
熊野詣の先達を務め
その功により初代の熊野
三山検職に任ぜられる。
後白河天皇の皇子・
静慧法親王が入寺以来
宮門跡寺院となり
聖護院門跡とも呼ばれる。
境内には宸殿、本堂、
書院、小書院、北御殿
などの建物が並ぶ。
本堂には本尊・不動
明王が安置されている。
藤原時代の作とされる。
寒中、托鉢修行する山伏を
「聖護院さん」と呼び
地域の人に親しまれている。
一帯は聖護院蕪(かぶ)、
聖護院大根など伝統的な
京野菜産地としても知られる。
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境内 |
所在地 |
京都市左京区聖護院中町15 |
山号 |
なし |
宗派 |
本山修験宗 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
不動明王 |
創建年 |
1090年(寛治4年) |
開基 |
増誉 |
備考 |
近畿三十六不動尊第十八番 |
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