石峰寺(京都)
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石峰寺 総門 |
石峯寺(せきほうじ)は
京都市伏見区深草石峰寺山町
にある黄檗宗の寺院。
七面山の西麓にある。
宝永年間(1704-1711)
萬福寺6世・千呆(せんがい)
禅師により建立された禅道場に
始まると云われる。
参考→萬福寺
総門は赤い竜宮造で
千呆の師で隠元の高弟・
即非による「高着眼」
という額を掲げる。
総門を潜ると本堂があり
本堂右手の石段を登り
赤い門を潜ると竹林の中に
石仏五百羅漢群が広がる。
この石仏群は伊藤若冲
(じゃくちゅう)が下絵を描き
石工に彫らせたものという。
若冲は7代住職・密山
和尚の協賛を得て完成に
10年余かけたとされる。
釈迦誕生仏・出山釈迦・
十八羅漢石仏・釈迦涅槃など
釈迦の誕生から涅槃まで
一代記を表している。
若冲は江戸中期の画家で
絵の代金として1斗の米を
受け取ったことから「斗米庵」
と呼ばれたという。
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本堂 |
所在地 |
京都市伏見区深草石峰寺山町26 |
山号 |
百丈山 |
宗派 |
黄檗宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
宝永年間(1704-1711) |
開基 |
千呆禅師 |
備考 |
石仏五百羅漢 |
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