瑞泉寺(京都)
瑞泉寺(ずいせんじ)は
京都市中京区にある
浄土宗西山禅林寺派の寺院。
瑞泉寺は各地にあり
鎌倉にもあるが、当寺院は
京都歓楽街・木屋町にある。
参考→瑞泉寺(鎌倉)
1595年(文禄4年)
豊臣秀吉の甥・秀次の
妻妾、子ら29人を
三条河原のこの地で処刑。
高野山で自刃した秀次
の首ととも埋め「悪逆塚」の
碑を建て畜生塚とも呼ばれた。
1611年(慶長16年)
京都の豪商・角倉了以は
高瀬川の改修中に
たまたま塚石を発掘する。
悪逆の2文字を削り
塚に埋め一宇を建て
秀次の戒名「瑞泉寺殿」
から瑞泉寺にしたという。
本堂は天明の大火後に
再建され本尊の阿弥陀
如来像を安置する。
地蔵堂には秀次の
引導仏といわれる地蔵尊が
安置されている。
境内には秀次の墓
という六角石塔がある。
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本堂 |
所在地 |
京都市中京区木屋町三条下ル石屋町114-1 |
山号 |
慈舟山 |
宗派 |
浄土宗西山禅林寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1611年(慶長16年) |
開基 |
角倉了以 |
備考 |
豊臣秀次墓所 |
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