TOP
大光明寺(京都)


大光明寺 山門


 大光明寺(だいこうみょうじ)は
京都市上京区にある
相国寺の塔頭寺院である。

 相国寺の山内にあり
臨済宗相国寺派の寺院である。
  参考→相国寺

 1339年(暦応2年)
広義門院(こうぎもんいん)
西園寺寧子(やすこ)が
創建したとされる。

 寧子は左大臣・西園寺
公衡の長女として生まれ
後伏見天皇の皇后となる。

 夫の後伏見天皇の
菩提を弔うため伏見桃山の
伏見離宮の傍に夢窓国師を
迎え開山したと云われる。

 寧子は仏教に帰依し
尼となり自身の法号から
大光明寺と称したという。

 伏見宮家歴代の菩提寺となり
家康により1651年(元和元年)
相国寺山内に移転される。

 本尊の普賢菩薩は
創建時奉安のものといわれ
京都十三仏霊場4番である。

 白砂に広がる枯山水
庭園「峨眉山の庭」や
「心字の庭」で知られる。


大光明寺 庭園


所在地 京都市上京区今出川通烏丸東入
相国寺門前町701
山号 梵王山
宗派 臨済宗相国寺派
本尊 普賢菩薩
創建年 1339年(暦応2年)
開基 広義門院西園寺寧子
備考 京都十三仏霊場4番



TOP