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本隆寺(京都)


本隆寺 南門


 本隆寺(ほんりゅうじ)は
京都市上京区にある
法華宗真門流の総本山である。

 正式名は慧光無量山本妙興隆寺
略して慧光山本隆寺という。

 智恵光院通の東門
五辻通の南門、浄福寺通の西門
とあり寺域も広い大寺である。

 1488年(長享2年)
日真が妙顕寺を出て
四条大宮に開創したとされる。
  参考→妙顕寺

 天文法華の乱により
伽藍を焼失し堺に避難。
1584年(天正12年)
現在の地に再建される。

 京都中が火の海となる
天明の大火でも本堂等は
焼失を免れ「焼けずの寺」
の異名を持つ。

 大火を免れた本堂は
京都16本山の中で
最も古く府指定文化財である。

 本堂には鬼子母神が祀られ
安産祈願に訪れる人が多い。

 祖師堂の前にある松は
「夜泣き止の松」といわれる。
第5五世日諦が乳児を抱いて
木を回ると夜泣きが止んだという。


本隆寺 本堂


所在地 京都市上京区智恵光院五辻上ル紋屋町330
山号 慧光山
宗派 法華宗真門流
寺格 総本山
本尊 十界曼荼羅
創建年 1488年(長享2年)
開基 日真
正式名 慧光無量山本妙興隆寺
備考 洛中法華21ヶ寺



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