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清浄華院(京都)


清浄華院 総門


 清浄華院(しょうじょうけいん)は
京都市上京区の浄土宗の寺院。
  
 京都御所の東、廬山寺の
北隣にあり、浄土宗七大本山の
一つで浄華院とも呼ばれる。
  参考→廬山寺

 860年(貞観2年)
清和天皇の勅願により
禁裏内道場として
創建されたと伝わる。

 開山は天台宗の慈覚大師
円仁で山号も寺号もない。

 法然によりの天台・密教
などの学問を学ぶ四宗兼学
の道場から浄土宗の寺となる。

 「浄土に咲く蓮の華のように、
清らかな修行の場」との願いを
込めて名が付けられたという。
 
 総門は寺町通側にある
表玄関で高麗門形式をとる。

 御影堂(みえいどう)は
唐破風、千鳥破風の入母屋造、
大殿(だいでん)とも呼ばれる。
法然上人像を安置する。

 阿弥陀堂には本尊の
阿弥陀如来坐像が祀られている。

 不動堂の不動明王は
伝説「泣不動縁起」で知られ
身代り不動といわれる。


清浄華院 御影堂(大殿)


所在地 京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町395
山号 なし
宗派 浄土宗
寺格 大本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)860年(貞観2年)
開基 (伝)清和天皇慈覚大師円仁(開山)
別称 浄華院
備考 法然上人二十五霊跡23番



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