寂光院(京都)
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山門 |
寂光院(じゃっこういん)は
京都市左京区大原にある
天台宗の寺院である。
同じ大原でも三千院とは
若狭街道(鯖街道)を挟んで
反対側の翠黛山の麓にある。
参考→三千院
寺伝によれば、594年
(推古天皇2年)聖徳太子が
父・用明天皇の菩提のために
開創したと伝える。
初代は太子の乳母玉照姫、
2代は阿波内侍、3代は
建礼門院徳子とされる。
徳子は平清盛の娘で
高倉天皇の中宮となり
子の安徳天皇を壇ノ浦で
亡くし出家したとされる。
本尊は聖徳太子作という
六万体地蔵菩薩であった。
しかし2000年(平成12年)
火災で損傷、現在は復元した
本尊が本堂に安置されている。
両脇には以前と同じく
建礼門院と阿波内侍像を祀る。
本堂も桃山建築で復元。
本堂右には「四方正面の庭」がある。
大原の尼寺として
特に女性の人気が高い。
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本堂 |
所在地 |
京都市左京区大原草生町676 |
山号 |
清香山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
六万体地蔵菩薩 |
創建年 |
(伝)594年(推古天皇2年) |
開基 |
(伝)聖徳太子 |
正式名 |
清香山 玉泉寺 寂光院 |
備考 |
尼寺 |
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