来迎院(京都)
来迎院(らいごういん)は
京都市東山区にある
真言宗泉涌寺派の寺院である。
泉涌寺の塔頭寺院の一つ
であり、御寺(みてら)
別当来迎院とも称する。
参考→泉涌寺
創建については
定かではないが、寺伝では
空海が唐で感得した荒神像を
安置して開創したと伝わる
泉涌寺第4世・月翁
律師が藤原信房の帰依を
受け中興したとされる。
荒神堂には三宝大荒神像
が安置され、衣食住の3つ
の宝を授ける神と云われる。
安産の御利益もあると
され信仰を集めている。
「ゆな荒神」とも呼ばれる。
本堂には布袋尊が
安置され京都泉山七福神
の第4番札所となっている。
赤穂藩家老・大石良雄
が討ち入りするまで間
隠遁場所としたことで知られる。
庭園「含翠庭」は
池泉回遊式庭園で
大石が寄進したとされる。
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荒神堂 |
所在地 |
京都市東山区泉涌寺山内町33 |
山号 |
明応山 |
宗派 |
真言宗泉涌寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
備考 |
京都泉山七福神の第4番札所 |
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