東本願寺(京都)
東本願寺は京都市
下京区烏丸通七条にある
真宗大谷派の本山の通称名。
正式名称は真宗本廟である。
堀川七条の西本願寺
(正式名:本願寺)の東に
あるため東本願寺と呼ばれ
「お東さん」とも言われる。
参考→西本願寺
親鸞聖人を宗祖とする
大教団で教如上人が
徳川家康より寄進を受け
本願寺より分立したことに始まる。
江戸時代に4度の火災
に遭い「火出し本願寺」
とも揶揄されたが
1895年(明治28年)に再建。
御影堂は屋根は瓦葺きの
重層入母屋造で、外観は
二重に見えるが下部は
裳階であり単層建築である。
建築面積では世界最大の
木造建築物と言われる。
親鸞聖人像が安置されている。
阿弥陀堂は単層入母屋造
本瓦葺で御影堂とは廊下で
結ばれており、堂内には本尊の
阿弥陀如来が安置されている。
阿弥陀堂門の直ぐ左手に
鐘楼があり1604年の銘があり
創建時のものという。
|
御影堂 |
所在地 |
京都市下京区烏丸通七条上ル常葉町754 |
山号 |
なし |
宗派 |
真宗大谷派 |
寺格 |
本山 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1602年(慶長7年) |
開基 |
教如(本願寺第12世) |
正式名 |
真宗本廟 |
備考 |
「お東さん」 |
|