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天徳院(和歌山)


天徳院 山門


 天徳院(てんとくいん)は
和歌山県・高野山にある
高野山真言宗の寺院である。
  参考→高野山

 高野山のほぼ中央
金剛峯寺の直ぐ前にある
塔頭宿坊寺院である。
  参考→金剛峯寺

 創建については
時期など定かではないが
覚雄による開基で
西光院に始まるともされる。

 1622年(元和8年)
珠姫の菩提寺となり
天徳院と改称したという。

 珠姫は加賀百万石・
前田利常の正室であり
徳川秀忠の二女である。

 戒名は「天徳院」であり
これが寺名となったとされる。

 本尊は阿弥陀如来で
浅野長矩と赤穂四十七士の
位牌も祀られている。

 池泉回遊式庭園は
小堀遠州が手がけた庭園で
重要文化財であり
国の名勝にも指定されている。

 山裾に築山、枯滝、
池水に浮石と鶴亀二島を持つ
蓬莱山水様式である。


天徳院 境内


所在地 和歌山県伊都郡高野町高野山370
宗派 高野山真言宗
寺格 別格本山
本尊 阿弥陀如来
本尊 覚雄
備考 塔頭宿坊寺院



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