金剛峯寺(和歌山)
金剛峯寺(こんごうぶじ)は
和歌山県・高野山にある
高野山真言宗の総本山、
高野山の中核寺院である。
参考→高野山
金剛峯寺の名称は
弘法大師が命名したもので
高野山一山の総称であった。
豊臣秀吉が亡母の菩提寺
として建立した青巖寺が
1869年(明治2年)興山寺と
合併し金剛峯寺と改称された。
金剛峯寺は元は高野山
全体を指していたが
明治以降は総本山寺院を
称するようになった。
何度か火災で焼失、現在の
建物は1863年(文久3年)
に再建されたものである。
正門を潜ると左手に経蔵
右手に鐘楼がある。
前身の青巌寺の鐘楼という。
正面の大主殿は
檜皮葺の重厚な建物で
屋根の上に防火用の桶がある。
大主殿は大広間、梅の間、
柳の間の3つの広間がある。
各間とも見事な襖絵が見られる。
格式のある上段の間、
渡り廊下の先には別殿がある。
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大主殿 |
所在地 |
和歌山県伊都郡高野町高野山132 |
山号 |
高野山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
寺格 |
総本山 |
備考 |
西国三十三箇所特別札所 |
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