地蔵院(和歌山)
地地蔵院(じぞういん)は
和歌山県高野町にある
高野山真言宗の寺院である。
参考→高野山
苅萱道心と石童丸
悲話伝説ゆかりの
「苅萱堂」近くにある。
創建は定かではないが
建久年間(1190~98年)
尊海上人により
開創されたと云われる。
常陸国下妻城主・多賀谷家
丹波福知山城主・稲葉家、
江川大講城主・分部家などの
菩提寺でも知られる。
1988年(昭和63年)
火災のため焼失するが
1992年に再建される。
金剛峯寺の塔頭寺院
として宿坊を兼ねる。
参考→金剛峯寺
地方檀信徒の他
先祖供養、祈祷、安産など
各地からの参詣客も多い。
本尊・地蔵菩薩は
東海近畿地蔵霊場の
第35番札所である。
なお、苅萱堂・本尊の
地蔵菩薩は地蔵霊場
第34番札所となっている。
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境内 |
所在地 |
和歌山県伊都郡高野山573 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
地蔵菩薩 |
開基 |
尊海上人 |
備考 |
東海近畿地蔵霊場第35番 |
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