即成院(京都)
即成院(そくじょういん)は
京都市東山区にある真言宗の寺院。
泉涌寺の塔頭の一つであり
泉涌寺の総門の左手にある。
参考→泉涌寺
創建は定かではないが
992年(正暦3年)
恵心僧都源信による光明院
に始まると伝わる。
当初は伏見桃山にあったが
明治以降、現在地に移され
再興された云われる。
本堂には、ひな段状4段に
本尊・阿弥陀如来を中心に
25菩薩座像、計26体
の群像が安置されている。
本堂の横、右奥に
「那須与一の墓」と
伝えられる石造宝塔がある。
源義経の家来・与一は
出陣の途中、病になるも
即成院の阿弥陀如来に祈願し
回復したと伝えられる。
弓の名手・与一は
屋島の戦いで船上の
扇の的を見事に射貫いた。
与一の「願いが的へ」と
病気平癒から受験祈願まで
多くの参拝客が訪れる。
通称「那須の与一さん」。
所在地 |
京都市東山区泉涌寺山内町28 |
山号 |
光明山 |
宗派 |
真言宗泉涌寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
通称 |
那須の与一さん |
備考 |
泉涌寺塔頭 |
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