信貴山玉蔵院(奈良)
信貴山玉蔵院
(しぎさんぎょくぞういん)は
奈良県生駒郡にある
信貴山真言宗の総本山である。
朝護孫子寺の塔頭の
一つである。
参考→朝護孫子寺
信貴山は「信ずべき、
貴ぶべき山」と聖徳太子が
毘沙門天を感得した
ことからと伝わる。
その時が寅の年、寅の日、
寅の刻であったとされ
寅がシンボルとなっている。
玉蔵院の名は覚鑁上人が
毘沙門天より不思議な玉
「如意宝珠」を授けられ寺に
蔵めたことに由来するという。
この如意宝珠は
「融通さん」とも呼ばれ
玉蔵院融通堂に如意融通尊
として祀られている。
玉蔵院は宿坊でも知られ
「富貴閣」は参拝の拠点として
宿泊設備、研修道場も備える。
信貴山玉蔵院は大和
十三仏霊場第11番である。
近くには浴油堂もあり
また、日本一大地蔵といわれる
「大地蔵尊」が祀られている。
所在地 |
奈良県生駒郡平群町大字
信貴山2280 |
山号 |
信貴山 |
宗派 |
信貴山真言宗 |
本尊 |
毘沙門天 |
開基 |
覚鑁 |
備考 |
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