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朝護孫子寺(奈良)



朝護孫子寺 赤門


 朝護孫子寺
(ちょうごそんしじ)は
奈良県生駒郡にある
信貴山真言宗の総本山である。

 奈良と大阪の境にある
生駒山地の南方、奈良側の
信貴山の山腹に位置する。

 創建は定かではないが
聖徳太子が物部守屋討伐
の際、毘沙門天を感得・祈願
勝利した事に始まると伝わる。

 醍醐天皇が病気になった時
命蓮上人が毘沙門天に
病気平癒を祈願し快癒。

 その功により、勅文
「朝廟安穏・国土守護・子孫長久」
から「朝護孫子寺」の寺号を
賜ったとも伝えられる。

 その後坊舎66の大寺となり
山岳密教の聖地として栄え
楠木正成、武田信玄などの
武将の信仰も得たとされる。

 本堂は舞台造りで見晴らし
良く大和平野が一望できる。
毎日、大般若祈祷が行わる。

 玉蔵院、千手院、成福院
の3つの塔頭がある。

 本尊の毘沙門天は
七副神の一つである。
福随一といわれる。

朝護孫子寺 多宝塔  


所在地 奈良県生駒郡平群町大字
信貴山2280-1
山号 信貴山
宗派 信貴山真言宗
寺格 総本山
本尊 毘沙門天
開基 (伝)聖徳太子
備考 聖徳太子霊跡20番



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