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円融寺(埼玉)


円融寺 本堂


 円融寺(えんゆうじ)は
埼玉県秩父市にある
臨済宗建長寺派の寺院である。

 「秩父三十四箇所」
観音霊場26番札所である。
下影森の山麓にある。

 荒川を挟んで24番札所の
法泉寺、25番の久昌寺は
左岸にあるが、円融寺は
反対側の右岸にある。
  参考→法泉寺久昌寺

 この地で弘法大師が
護摩修法をしたという。

 後に恵心僧都が本尊・
聖観世音菩薩を安置する
堂字を建立。秩父太郎重弘が
再興したと云われる。

 本堂は間口八間の大きな
堂である。本尊・聖観世音
菩薩が安置されている。

 他に、木造・寄木造り、
玉眼入りの鎧を身につけた
勝軍地蔵、十一面観音像、
毘沙門天像なども安置する。

 観音堂は岩井堂といわれ
本堂より山沿いに300段程の
石段を登った上にある。

 京都の清水寺を模した
という懸造造りである。


円融寺 摩尼車


所在地 埼玉県秩父市下影森348
山号 万松山
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 聖観世音菩薩
備考 秩父三十四箇所26番



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