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新井薬師(東京)


新井薬師 山門


 新井薬師(あらいやくし)は
東京都中野区にある
真言宗豊山派の寺院である。

 西武新宿線「新井薬師前」
駅から徒歩5分程の所にある。
駅名は当寺院に由来。都内
でも有数の寺院である。

 新井薬師は通称名で
正式名は「新井山 梅照院 薬王寺」。

 西新井大師(足立区)、
高尾山薬王院、日向薬師、
峰の薬師と共に武相四大
薬師とされる。
  参考→西新井大師

 1586年(天正4年)
僧・行春により創建
されたと云われる。

 本尊は薬師如来と如意輪
観音のニ仏一体の黄金仏。
像高約5.5cmの秘仏で
12年に1度開帳される。

 弘法大師作と云われ
鎌倉時代の武将・新田家
の守護仏であったという。

 徳川幕府・2代将軍・
秀忠の第5子・和子
(東福門院)が眼病
平癒を祈願し治癒。

 以来、「目の薬師」
として信仰を集める。


新井薬師 本堂


所在地 東京都中野区新井5-3-5
山号 新井山
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来、如意輪観音
創建年 1586年(天正4年)
開基 行春
正式名 新井山 梅照院 薬王寺
備考 目の薬師



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