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福蔵寺(三重)


福蔵寺 本堂


 福蔵寺(ふくぞうじ)は
三重県亀山市にある
天台真盛宗の寺院である。

 JR関西本線「関」駅から
徒歩12分程の所にある。

 地蔵院から宿場町
「関宿」の町並みに入り
程なく左手にある。
  参考→地蔵院

 織田信長の3男・信孝
の菩提寺で知られる。

 信孝は本能寺の変で
憤死した信長の菩提を
弔うため大塚長政に命じて
福蔵寺の建立に着手。

 しかし、信孝は羽柴
秀吉との後継争いに敗れ
知多半島野間大坊で自害。

 1583年(天正11年)
信孝の首を持ち帰り
福蔵寺を信孝の菩提寺
として開創したという。

 境内に「関の小万」
の墓がある。女性ながら
父の敵討をした烈女
として名高い。

 亀山城下で武芸を習い
鈴鹿馬子唄にも唄われ
市指定史跡となっている。


福蔵寺 「関のお万」の墓標


所在地 三重県亀山市関町木崎417
山号 清浄山
宗派 天台真盛宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1583年(天正11年)
開基 織田信孝
備考 織田信孝の菩提寺



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