TOP
地蔵院(三重)


地蔵院 本堂


 地蔵院(じぞういん)は
三重県亀山市にある
真言宗御室派の寺院である。

 JR関西本線「関」駅から
徒歩10分程の所にある。

 東海道47番目の宿場町
「関宿」にあり、別称、
「関の地蔵」、「関地蔵院」ともいう。

 741年(天平13年)
行基が天然痘救済のため
地蔵菩薩を安置したと伝わる。

 本尊・地蔵菩薩は日本
最古の地蔵菩薩とされる。

 一休禅師がここで改めて
開眼供養したといわれ
一休ゆかりの寺でもある。

 「関の地蔵に振袖
着せて、奈良の大仏
婿にとる」と俗謡にも
謡われている。

 本堂は1700年(元禄
13年)、5代将軍綱吉の母
・桂昌院により建立。

 子授け祈願し綱吉が
生まれた報恩のためという。

 鐘楼は寛永年間の
建築。優れた意匠で本堂、
愛染堂と共に国指定の
重要文化財である。


地蔵院 鐘楼


所在地 三重県亀山市新所1173
山号 九関山
宗派 真言宗御室派
本尊 地蔵菩薩
創建年 (伝)741年(天平13年)
開基 (伝)行基
正式名 九関山 宝蔵寺 地蔵院
別称 関の地蔵、関地蔵院
備考 三重四国八十八箇所28番



TOP