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調神社(埼玉)


拝殿


 調神社(つきじんじゃ)は
埼玉県さいたま市にある神社。

 JR京浜東北線「浦和」駅
より徒歩10分程の所にある。

 別称、「調宮」。地元では
「つきのみや」と愛称される。

 社伝によれば、第9代
開化天皇の時、所祭奉幣
の社として創建された
と伝えられる。

 また、第10代崇神天皇
の時代に、朝廷への調物
(貢ぎ物)を納める御倉を
建てられたといわれる。

 調神社の七不思議の一つ
とされる「鳥居がない」のは
調物の運搬の妨げとなる
ため取り払われたともいう。

 「調」が「月」と同じ
読みであり「月待の宮」
などとも呼ばれ、古くから
「月待信仰」がある。

 月の神の使いといわれる
兎が神使とされ、狛犬では
なく狛兎など、至る所に
「兎」が見られる。

 現在の社殿は権現造り。
1859年(安政6年)竣工。
前の本殿も境内末社の
稲荷社本殿として現存する。

手水舎


所在地 埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25
主祭神 天照大御神、豊宇気姫命、
素盞嗚尊
社格等 式内社、旧県社
別称 調宮
備考 月待信仰



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