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枚聞神社(鹿児島)


鳥居


 枚聞神社(ひらききじんじゃ)は
鹿児島県指宿市にある神社。

 JR九州指宿枕崎線「開聞」
駅より徒歩10分程の所にある。

 創建は定かでないが
元々は開聞岳を神体とする
山岳信仰の神社とされる。

 開聞岳が航行の目標
となり、航海安全、漁業の
守護神として琉球国からも
信仰されたといわれる。

 延喜式神名帳の
薩摩国穎娃郡「枚聞
神社」に比定される
式内社(小)である。

 地方開拓の祖神
として代々朝廷から
尊崇される。

 また、「薩摩国一宮」
として島津藩主からも
社殿の修理、再建など
庇護されている。
 
 現在の本殿は1610年
(慶長15年)、島津義弘が
寄進。1787年(天明7年)、
島津重豪が改築。

 方3間の入母屋造妻入、
銅板葺、正面に縋破風
1間の向拝を付ける。
県の有形文化財である。


勅使殿


所在地 鹿児島県指宿市開聞十町1366
主祭神 大日孁貴命
社格等 式内社(小)、旧国幣小社、
別表神社
備考 薩摩国一宮



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