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日前神宮・國懸神宮(和歌山)


日前神宮・社殿


 日前神宮・國懸神宮
(ひのくまじんぐう・
くにかかすじんぐう)は
和歌山県和歌山市にある神社。

 和歌山電鐵貴志川線
「日前宮」駅より徒歩1分
程の所にある。

 同じ境内に両神宮があり
総称して日前宮(にちぜんぐう)、
又は、名草宮とも呼ばれる。

 2社とも式内社(名神大)、
紀伊国一宮である。

 日前神宮は日像鏡を
神体として日前大神を祀る。
國懸神宮は日矛鏡を
神体として國懸大神を祀る。

 社伝によれば、神武
天皇2年、紀国造家(紀氏)
の祖神・天道根命により
鏡を祀ったと伝わる。

 日本書紀によれば、
鏡は天照大神が岩戸隠れ
の際、八咫鏡に先立ち
鋳造されたといわれる。

 伊勢神宮内宮の神体・
八咫鏡と同等で伊勢が
大和の東の出口に対し
西の出口で別格とされる。

 7月「日前宮薪能」は
紀州の夏の風物詩である。


國懸神宮・社殿


所在地 和歌山県和歌山市秋月365
主祭神 日前神宮:日前大神
國懸神宮:國懸大神
神体 日前神宮:日像鏡
國懸神宮:日矛鏡
社格等 式内社(名神大)、旧官幣大社
備考 紀伊国一宮



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