熊野大社(島根)
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随神門 |
熊野大社(くまのたいしゃ)は
島根県松江市にある神社。
JR山陰本線「松江」駅
より車で40分程の所にある。
古来より出雲大社と
共に「出雲国一宮」として
信仰を集める。
「日本火出初之社」
(ひのもとひでぞめのやしろ)
とも呼ばれ、火の発祥
の神社で知られる。
10月「鑽火祭(さんか
さい)」は火を鑽り出す
燧臼と燧杵を出雲大社へ
授け渡す神事である。
延喜式神名帳の
出雲国意宇郡「熊野坐
神社」の式内社(名神大)。
創建は神代とされ
主祭神は素戔嗚尊の別称。
日本書紀(720年)、
出雲國風土記(733年)に
「熊野大神」の記載がある。
当時は熊野山(現・
天狗山)にあり、中世の頃に
麓に移ったといわれる。
紀伊国「熊野本宮」は
諸説あるが、社伝では
熊野村の住人が紀伊国に
移住し勧請したという。
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拝殿 |
所在地 |
島根県松江市八雲町熊野2451 |
主祭神 |
熊野大神櫛御気野命 |
社格等 |
式内社(名神大)、
旧国幣大社、別表神社 |
備考 |
出雲国一宮 |
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