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香椎宮(福岡)


社殿


 香椎宮(かしいぐう)は
福岡県福岡市にある神社。

 JR九州香椎線「香椎神宮」
駅より徒歩3分程の所にある。

 主祭神の仲哀天皇、
神功皇后は八幡宮の祭神・
応神天皇の両親にあたり
親神とされる。

 古代は神社ではなく
仲哀天皇、神功皇后の
神霊を祀り「香椎廟」と
称されていたといわれる。

 平安中期頃から
神社化、延喜式神名帳には
記載がなく、「香椎宮」と
なったのは明治以後という。

 「香椎」は椎の木に
仲哀天皇の棺を掛けた際、
異香が漂ったことに由来
するという説などがある。

 伊勢神宮、石清水
八幡宮、気比神宮と共に
「四所宗廟」ともいわれる。

 本殿は「香椎造(かしい
づくり)」といわれる独特
の構造で、国の重要
文化財である。

 勅祭社の香椎宮では
式年祭として勅祭が
10年に1度、斎行される。


奏楽殿


所在地 福岡県福岡市東区香椎4-16-1
主祭神 仲哀天皇、神功皇后
社格等 旧官幣大社、別表神社
別称 香椎廟
備考 勅祭社



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