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高天彦神社(奈良)


鳥居


 高天彦神社
(たかまひこじんじゃ)は
奈良県御所市にある神社。

 近鉄御所線「御所」駅
より車で20分程の所、
葛城古道にある。

 古来より、古事記神話
の「高天原」の伝承地
として伝えられている。

 金剛山東麓に鎮座し
元は後背の白雲岳を
神体山として祀った
神社といわれる。
 
 一帯は大和朝廷以前、
古代豪族・葛城氏の
本拠地とされ、葛城氏
の祭祀場跡がある。

 創建は定かでないが
葛城氏が祖神・高皇産霊尊
(たかみむすびのみこと)」を
祀ったとされる。

 高皇産霊尊は出雲へ
国譲りのための使者を
命令した神といわれる。

 延喜式神名帳の
大和国葛上郡「高天彦
神社」に比定される
式内社(名神大)。

 葛城族は鴨族と組み
部族国家を形成したという。


社殿


所在地 奈良県御所市北窪158
主祭神 高皇産霊神、市杵嶋姫命、
菅原道真公
神体 白雲岳(神体山)
社格等 式内社(名神大)、旧村社
備考 「高天原」の伝承地



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