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春日堂・白山堂(円成寺)(奈良)


春日堂・白山堂


 春日堂・白山堂
(かすがどう・はくさんどう)は
奈良県奈良市にある神社。

 JR・近鉄「奈良」駅より
バス停「円成寺(えんじょうじ)」
下車、直ぐの所にある。
 
 真言宗御室派の寺院・
円成寺の鎮守社である。

 春日堂・白山堂は円成寺
の本堂の脇に建つ2棟の
社殿である。向かって左が
春日堂、右が白山堂である。

 春日堂は「春日大明神」
を祀り、白山堂は「白山
大権現」を祀る。

 2棟とも同規模・同形式で
春日造社殿の現存最古として
国宝に指定されている。

 明治の神仏分離令
による破壊を避けるため
社でなく仏堂風に「堂」と
称したといわれる。

 1228年(安貞2年)、
春日大社の神主・藤原
時定が春日大社の旧社殿を
寄進したものという。

 社殿は春日造、入母造、
檜皮葺。棟木、千木、
鰹魚木を乗せる簡素で
優美な意匠とされる。


円成寺本堂


所在地 奈良県奈良市忍辱山町1273
主祭神 春日大明神(春日堂)、
白山大権現(白山堂)
備考 円成寺の鎮守社



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