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佐助稲荷神社(神奈川)


参道


 佐助稲荷神社
(さすけいなりじんじゃ)は
鎌倉市佐助にある神社。

 創建は定かでないが
次のような伝承がある。

 伊豆に流された頼朝に
「隠れ里の稲荷」と名乗る
翁が平家討伐の挙兵を促す。

 鎌倉幕府樹立後、
隠れ里と呼ばれるこの地に
祠を見つけ、社殿を建立
したといわれる。

 佐助には諸説あるが
兵衛佐の位の頼朝は佐殿と
呼ばれ、稲荷神が佐殿を
助けたことに由来ともいう。

 一帯の山には麓の田畑を
潤す水源があり「霊狐泉」
と呼ばれ、神棚にお供え
したといわれる。

 古来より、稲荷神は
農作物の実りをもたらす
豊作の神として崇拝される。

 しかし、頼朝による
その後の歴史的出世に因み
出世開運、学業成就の
信仰も高まる。

 鶴岡八幡宮の境外末社
であったが、1909年
(明治42年)に独立。

拝殿


所在地 神奈川県鎌倉市佐助2-22-12
主祭神 宇迦御魂命、大己貴命、
佐田彦命、大宮女命、
事代主命
備考 霊狐泉



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