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村屋坐弥冨都比売神社(奈良)


鳥居


 村屋坐弥冨都比売神社
(むらやにますみふつひめじんじゃ)は
奈良県磯城郡にある神社。

 JR西日本・桜井線
「巻向」駅より徒歩30分
程の大和三道の一つ
「中つ道」沿いにある。

 主祭神の三穂津姫命
(別名、弥富都比売神)は
大国主命の后神である。
大物主命を配祀する。

 記紀神話では大物主命
と大国主命は同神。

 大物主命は大神神社
の祭神。その后神を祀る
当社はその別宮とされる。

 延喜式神名帳の
大和国城下郡「村屋坐
弥富都比売神社」に比定
される式内社(大社)。

 創建は定かでないが
673年(天武天皇元年)
壬申の乱の時の功績で
神階が授与されたと伝わる。

 日本書紀によれば
村屋神が敵が来るので
「中つ道」を防げという軍備に
対する助言の功という。

 本殿は極彩色の三間社
流造(本殿2社と合間からなる)。


本殿


所在地 奈良県磯城郡田原本町蔵堂426
主祭神 三穂津姫命
社格等 式内社(大)、旧県社
備考 大神神社の別宮



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