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石上神宮(奈良)


楼門


 石上神宮(いそのかみじんぐう)は
奈良県天理市にある神社。
JR・近鉄「天理」駅より徒歩
30分程の所にある。

 日本書紀によれば
「神宮」は伊勢神宮と
当社だけといわれる。

 古代軍事氏族・
「物部氏の氏神」とされる。

 主祭神の布都御魂
(ふつのみたまの)大神
(おおかみ)は神体の布都御魂
剣(つるぎ)に宿る神霊。

 社伝によれば、剣は
葦原中国平定の際、
武甕槌・経津主2神により
使われた剣と伝わる。

 神武天皇が東征で
熊野の危機時に高倉下を
通して天皇の元に渡る。

 BC91年(崇神天皇7年)、
勅命により物部氏の伊香
色雄命が現在地に遷座。

 延喜式神名帳の
大和国山辺郡「石上坐布都
御魂神社」に比定される
式内社(名神大)である。

 拝殿は入母屋造、
檜皮葺。国宝である。
楼門は国の重要文化財。


拝殿


所在地 奈良県天理市布留町384
主祭神 布都御魂大神
ご神体 布都御魂剣
社格等 式内社(名神大)、
二十二社(中七社)、
旧官幣大社、別表神社
備考 物部氏の氏神



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