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吉水神社(奈良)


本殿


 吉水神社(よしみずじんじゃ)は
奈良県吉野郡にある神社。

 近鉄吉野線「吉野」駅より
吉野ロープウェイ「吉野山」下車
徒歩35分程の所にある。

 ユネスコの世界遺産
「紀伊山地の霊場と参詣道」
の構成資産である。

 社伝では、白鳳年間、
役行者により建立と伝わる。

 元は金峯山寺の僧坊・
吉水院(きっすいいん)。
明治の神仏分離により
「吉水神社」と改称。

 主祭神は後醍醐天皇。
南朝の忠臣・楠木正成、
吉水院宗信法印を配祀する。

 南北朝時代、後醍醐
天皇が吉野に潜幸の際、
「南朝の皇居」とされる。

 本殿は旧吉水院
護摩堂といわれる。

 隣接する入母屋造、
桧皮葺の書院は初期
書院造りの傑作といわれ
国の重要文化財。

 境内から見る桜景色は
「一目千本」と呼ばれ吉野山を
代表する必見桜スポット。


書院


所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山579
主祭神 後醍醐天皇
社格等 旧村社
備考 吉水院



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