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吉野水分神社(奈良)


楼門


 吉野水分神社
(よしのみくまりじんじゃ)は
奈良県吉野郡にある神社。

 近鉄吉野線「吉野」駅より
吉野ロープウェイ「吉野山」下車、
徒歩1時間25分程の所にある。

 葛城水分神社、都祁水分
神社、宇太水分神社と共に
大和国四所水分社とされる。

 境内はユネスコの世界遺産
「紀伊山地の霊場と参詣道」
の構成資産である。

 延喜式神名帳の大和国
吉野郡「吉野水分神社」に
比定される式内社。

 主祭神は水を司る
天之水分大神(あめのみくまり
のおおかみ)である。

 平安中期頃から「子守
明神」と呼ばれ、豊臣秀吉も
訪れ秀頼を授かったという。

 現在の社殿は1605年
(慶長10年)、秀頼が建立。

 本殿は正面の3箇所に
破風を有する。中央に春日造、
左右に流造の3殿が繋がる。

 本殿、楼門、拝殿、
幣殿、回廊(2棟)は国の
重要文化財である。


本殿


所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山1612
主祭神 天之水分大神
社格等 式内社(大)、旧村社
備考 大和国四所水分社



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