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宇太水分神社(下社)(奈良)


鳥居


 宇太水分神社
(うだみくまりじんじゃ)は
奈良県宇陀市にある神社。

 宇陀地域には「中社」、
「下社」、「上社」の3つの
「宇太水分神社」がある。
ここでは「下社」を取り上げる。

 下社は芳野川が宇陀川に
合流する地点の南岸の
水分山(舟形山)と呼ばれる
丘陵上に鎮座する。

 近鉄大阪線「榛原」駅
より徒歩20分程の所、
榛原区下井足にある。

 創建は定かでないが
崇神天皇の時代とされる。

 「三代実録」によれば
859年(貞観元年)、風雨
祈願に勅使を派遣し弊を
奉ったと記されているという。

 延喜式神明帳の
宇陀郡17座のうち大社
1座とされる。

 明治始め頃までは
本殿をはじめ付属の
建物はすべて春日造
であったいう。

 県社の指定を受け、
現在の神明造りに
変えたといわれる。


拝殿


所在地 奈良県宇陀市榛原区下井足635
主祭神 天水分神、国水分神、
天児屋根命、品陀別命
社格等 式内大社、旧県社
備考 神明造り



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