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宇奈多理坐高御魂神社(奈良)


鳥居


 宇奈多理坐高御魂神社
(うなたりにいますたかみむすびじんじゃ)は
奈良県奈良市にある神社。

 「宇奈多理神社」と略称
として呼ばれることもある。

 近鉄奈良線「新大宮」駅
より徒歩18分程の所にある。
平城京跡東院庭園の裏(北)
の小高い丘に鎮座する。

 「宇奈太理」は菟名足、
菟足、宇奈足などとも
記されたとわれる。

 主祭神の高御魂尊は
高御産巣日神、高木神とも
呼ばれる造化三神の一柱。

 創建は定かでないが
「楊梅天神」とも「桜梅天神」
とも称された神社である。

 古来、「法華寺の鎮守社」
としてその管理下にあった。
 
 明治の神仏分離で
本地仏の十一面観音は
法華寺に移された。

 本殿は三間社、流造、
桧皮葺。室町初期の建築
遺構を残し、国指定の
重要文化財である。

 開門は1日と15日だけで
塀越しの探訪である。


社殿


所在地 奈良県奈良市法華寺町600
主祭神 高御魂尊(中座)、
天太玉命(東座)、
思兼命(西座)
社格等 旧村社
備考 法華寺の鎮守社



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