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赤穂神社(奈良)


社号標


 赤穂神社(あこうじんじゃ)は
奈良県奈良市にある神社。

 近鉄「奈良」駅より奈良
交通バス停「破石町」下車、
徒歩5分程の所にある。

 民家が並ぶ路地にある。
鳥居は無い。ブロック塀
の間に「式内赤穂神社」と
刻まれた社号標がある。

 延喜式神名帳の大和国
添上郡「赤穂神社」に比定
される式内小社である。

 飛鳥時代より、藤原氏
の氏神といわれ、平城
遷都の際に、この地に
遷座したと伝わる。

 十市皇女、氷上娘を
「赤穂」の地に葬ったという
「日本書紀」記載の地は
当地が有力とされている。

 熟稲を神籬に懸け
「赤丹穂に聞食し給へ」と
申したことより「赤穂の社」と
呼ばれたといわれる。

 聖武天皇が眼病の際、
「赤穂の神」に祈願し治癒
したという伝承がある。

 1930年(昭和5年)、
新薬師寺の側にある
南都鏡神社の摂社となる。


境内


所在地 奈良県奈良市高畑町1320
主祭神 天児屋根命
社格等 式内小社、旧村社
備考 南都鏡神社の摂社



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