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夜支布山口神社(奈良)


拝殿


 夜支布山口神社
(やぎうやまぐちじんじゃ)は
奈良県奈良市にある神社。

 JR・近鉄「奈良」駅より
バス停「大柳生口」下車、
徒歩15分程の大柳生の
里を見渡す高台にある。

 延喜式神名帳の
大和国添上郡「夜支布
山口神社」に比定される
式内社である。

 創建は定かでないが
「文徳実録」では850年
(嘉祥3年)従五位下。

 「三代実録」では859年
(貞観元年)正五位上に
叙せられたともいう。

 ともに「養父山口神」と
表記され、風雨祈願が
なされたといわれる。

 主祭神は素盞嗚命。
大柳生の氏神として
崇拝される。

 1年交代で集落の
長老の家に神様の分霊を
迎える「回り明神」という
珍しい行事が伝わる。

 10月18日の例祭は
雨乞いの太鼓踊で賑わう。
県指定無形文化財。


本殿


所在地 奈良県奈良市大柳生町3089
主祭神 素盞嗚命
社格等 旧県社
備考 大柳生の氏神



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