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奈良豆比古神社(奈良)


鳥居


 奈良豆比古神社
(ならつひこじんじゃ)は
奈良県奈良市にある神社。

 JR・近鉄「奈良」駅より
奈良交通バス停「奈良阪」
下車、徒歩5分程の所にある。

 奈良市の北端、平城山
(ならやま)の東の端に位置する。

 地元では「奈良阪の
明神さん」で親しまれている。

 国の無形民俗文化財・
能楽の原典という翁舞
(おきなまい)で知られる。

 当地は光仁天皇の父・
施基親王(春日宮天皇)が
病気療養で隠居していた
春日離宮の地とされる。

 771年(宝亀2年)、
この地に施基親王を
祀ったのに始まるという。

 翁舞は春日王の病気
平癒を願い息子の浄人王が
舞ったの起源といわれる。

 能・狂言以前の
古い大和猿楽の形式で
能楽の源流とされる。

 本殿裏の境内地に
樟の巨樹が自生している。
県指定の天然記念物。


本殿


所在地 奈良県奈良市奈良阪町2489
主祭神 平城津比古大神、
春日宮天皇、春日王
社格等 式内社(小)、旧村社
創建年 771年(宝亀2年)
備考 翁舞



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