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仁科神明宮(長野)


神門


 仁科神明宮
(にしなしんめいぐう)は
長野県大町市にある神社。

 JR大糸線「信濃大町」
駅より車で10分程の所、
北安曇郡に鎮座する。

 わが国最古の神明造で
知られる。また、神明造では
わが国で唯一の国宝である。

 創建は定かでないが
平安時代に遡るとされ
後冷泉天皇(1045-68年)
の時代ともいわれる。

 仁科氏により皇大神宮
御領であった仁科御厨
(みくりや) 鎮護のため
勧請されたという。

 本殿は神明造、檜皮葺。
中門(御門屋)は四脚門、
切妻造、檜皮葺。

 釣屋(つりや)がこれらを
連結している。本殿、釣屋、
中門は共に国宝である。

 安曇郡一帯は古来、
諏訪神社と穂高神社の
影響下にある地である。

 そのなか、創祀以来
1座を守り、1000年以上に
わたり、20年に1度の
式年造営を実施している。


本殿(国宝)


所在地 長野県大町市大字社宮本1159
主祭神 天照皇大神
社格等 旧県社
備考 日本最古の神明造



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