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漢國神社(奈良)


鳥居


 漢國神社(かんごうじんじゃ)は
奈良県奈良市にある神社。
近鉄「奈良」駅より徒歩
5分程の漢国町にある。

 主祭神は園神(そのかみ)
として大物主命を祀る。
韓神(からかみ)として
大己貴命、少彦名命を祀る

 593年(推古天皇元年)、
勅命により大神君白堤が
園神を祀ったのが
創始と伝えられる。

 717年(養老元年)、
藤原不比等が韓神を合祀。

 園韓神社と称して
いたが、韓神の韓が「漢」に
園神の園が「國」となり
「漢國神社」になったという。

 境内の林(りん)神社は
日本唯一の饅頭(まんじゅう)
の神社で知られる。

 中国から渡来し当社の
社頭に住居し、日本初の
饅頭を造ったという饅頭
の祖・林浄因を祀る。

 1978年(昭和53年)、
菓祖神の田道間守を合祀。
 
 饅頭・菓子の祖神
として信仰され、4月19日
「饅頭まつり」が開催される。


拝殿


所在地 奈良県奈良市漢国町6
主祭神 大物主命、大己貴命、
少彦名命
資格等 式内小社(論)、旧県社
創建年 593年(推古天皇元年)
備考 饅頭まつり



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