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御首神社(岐阜)


鳥居


 御首神社(みくびじんじゃ)は
岐阜県大垣市にある神社。

 祭神は平将門公の
御神霊。平将の首を祀り
御首神社と呼ばれる。
 
 将門は朝廷の政策に憤り
乱を起こしたが藤原秀郷・
平貞盛等に討たれる。

 将門の首は京都に
送られ、さらし首となる。

 伝承によれば、首は
関東に飛び立ったが、南宮
大社に座す隼人神の矢に
より射落とされたという。

 大社は首が関東に戻ると
再び乱が起こることを恐れて
祈願したといわれる。

 矢の通った道筋として
「矢道町」の地名が残る。

 首が落ちた荒尾の地に
平将門を神として崇め
祀ったことが起源とされる。

 このような由縁から
首から上の病気平癒の
信仰が広まる。最近では
合格祈願にも人気がある。

 帽子やスカーフなど
首から上に身につけるものを
奉納する者も多い。

拝殿


所在地 岐阜県大垣市荒尾町1283-1
主祭神 平将門公の御神霊
社格等 旧村社
備考 首から上の病気平癒



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