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走落神社(滋賀)


鳥居


 走落神社(はしりおちじんじゃ)は
滋賀県長浜市にある神社。

 JR北陸本線「高月」駅
より徒歩18分程の所、
高月町馬上にある。

 創建は度重なる火災に
より社殿、社蔵の文書が
焼失され定かではない。

 社伝によれば、神亀年間
(724-9年)創建と伝わる。

 往古は当村を「走落村」
と称し氏神の名を村の
名称としたといわる。

 仁和年間、名馬を産し
宇多天皇に献上。「馬上」
の2字の辰筆の額を賜る。

 背後の山を「宇多山」と
称するようになったという。

 北国脇往還路として
武門武将の往来多く
鳥居を通過の際は下馬
拝礼したといわれる。

 1583年(天正11年)、
豊臣秀吉は賤ヶ岳の戦い
の際、鳥居の前で下馬し
必勝祈願したと伝わる。

 石灯籠が並ぶ参道と
石段を上ると拝殿、上段に
春日造の本殿がある。


拝殿


所在地 滋賀県長浜市高月町馬上1181
主祭神 天児屋根命
社格等 式内小社、旧村社
備考 走落村の氏神



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