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稲村神社(滋賀)


鳥居


 稲村神社(いなむらじんじゃ)は
滋賀県彦根市にある神社。

 JR琵琶湖線「河瀬」駅
より徒歩42分程の所、
荒神山の中腹にある。

 667年(天智天皇6年)、
常陸の国の稲村神社の
分霊を奉祀したのが
始まりと伝わる。

 平流(へる)13か村の
産土神として崇められた
大社であったという。

 村上天皇の時代、
勅願により、正一位
稲村大明神の神号が
授けられる。

 また、神領80余町の
寄進を受けたともされる。

 後鳥羽上皇も承久の
乱の際、国家平安を
祈願。彦根藩主の
庇護も受けたという。

 稲村大明神、又は
大社稲村大明神とも
称したが、1876年(明治9年)
「稲村神社」と改称。

 春季例祭では五穀
豊穣を祈願し氏子9町に
よる大太鼓の渡御
「太鼓登山」が行われる。


拝殿


所在地 滋賀県彦根市稲里町2617
主祭神 伊邪那美命、豊受姫命、
丹生大神
資格等 旧郷社
創建年 667年(天智天皇6年)
備考 平流13か村の産土神



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