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山津照神社(滋賀)


鳥居


 山津照神社
(やまつてるじんじゃ)は
滋賀県米原市にある神社。

 JR東海道本線「醒ケ井」駅
より徒歩26分程の所にある。

 この地は、古代豪族・
息長(おきなが)氏が支配
する地域であったとされる。

 境内には息長宿祢王の
墳墓と伝わる前方後円墳が
あり、息長氏ゆかりの神社
で知られる。

 息長宿祢王は開化天皇
の皇子彦坐王3世の孫で
中央との繋がりがあり
延喜式の小社に列する。

 創建は定かでないが
天武天皇の時代(673-
86年)に勧請されたのが
始まりとも伝えられる。

 中世には鎮座地が
青木の里と呼ばれ、「青木
の宮」、「青木大梵天王」、
「青木大明神」と称される。

 明治以降は元の
山津照神社に復称。

 祭礼は5月5日に
「武家奴振り」、9月上旬に
「青木角力」で知られる
奉納相撲が行われる。


拝殿


所在地 滋賀県米原市能登瀬390
主祭神 國常立尊
資格等 式内社、旧県社
備考 息長氏の祖神



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