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御上神社(滋賀)


鳥居


 御上神社(みかみじんじゃ)は
滋賀県野洲市にある神社。

 JR西日本・琵琶湖線「野洲」
駅より車で10分程の所にある。

 琵琶湖南岸、近江富士
とも呼ばれる「三上山」
の西麓に鎮座する。

 三上山を神体山として
祀る神社で知られる。
三上山の頂上に磐座が
あり奥宮となっている。

 主祭神は天之御影命
(あめのみかげのみこと)。
天照大神の孫。鍛冶の神・
天目一箇神と同一神とされる。

 孝霊天皇の時代、天之
御影命が三上山の山頂に
降臨し、御上祝が三上山を
神体として祀ったと伝わる。

 御上祝は天之御影命
の嫡流の三上氏という。

 本殿は入母屋造、檜皮葺。
鎌倉後期の造営とされる。

 神社、仏堂、殿舎の
3様式合成の独特な構造で
「三上造」と呼ばれる。
国宝に指定されている。

 背扉は三上山の遥拝所
の名残といわれる。


本殿


所在地 滋賀県野洲市三上838
主祭神 天之御影命
神体 三上山(神体山)
資格等 式内社(名神大)、
旧官幣中社、別表神社
備考 近江富士



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