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吉備津神社(岡山)


本殿


 吉備津神社(きびつじんじゃ)は
岡山県岡山市にある神社である。

 県南部にある吉備の中山は
古来より神体山とされる。

 その西麓に備中一宮
として鎮座。なお、東麓には
備前一宮の吉備津彦神社がある。

 主祭神は大吉備津彦命
(おおきびつひこのみこと)。

 第7代孝霊天皇の第3
皇子で、崇神天皇10年、
四道将軍の1人として吉備を
平定、基礎を築いたという。

 本殿は「吉備津造」とも
いわれ、比翼入母屋造という
前後に棟を2つ並べる独特の
構造となっている。

 本殿の手前に切妻造、
平入りの拝殿が接続する。
本殿・拝殿合わせて1棟
として国宝に指定されている。

 御釜殿では炊き上げる釜
の鳴る音で吉凶を占う
「鳴釜神事」が行われる。

 本殿、御釜殿などの
社殿群は総延長398mの
回廊で繋がっている。

 参道途中に北随身門、
回廊途中に南随身門がある。

回廊


所在地 岡山県岡山市北区吉備津931
主祭神 大吉備津彦命
社格等 式内社(名神大)、
旧官幣中社、別表神社
備考 備中国一宮



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